スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

へちまのサンマ

秋刀魚



昔、とある国の王様がへちま村を訪れたとき、
お昼時、ふと一軒の家の前を通ると、
煙とともに、とても良い香りがしてきました。

初めて嗅ぐ焼いた秋刀魚(さんま)の香り。
その香りに反応しておなかがグーッとなった王様は、
家来にその香りの元をもってくるように命じます。

最初、秋刀魚なんて下魚(げぎょ)は、下々の者が食べるもので、
王様のような身分の人が食べるものではございませんと
王様をなだめますが、
おなかが空いた王様は、とにかく食べたいの一点張り、
しかたなく家来は、住人に頼んでその秋刀魚を譲ってもらいました。

初めて食べた旬の秋刀魚。

王様は、そのあまりの美味しさにすっかり心を奪われてしまいました。



国に帰った王様は、
嗚呼、あの魚・・・もう1度食べたいと思うようになり、
家来に命じます。

「あのサンマと申す魚、持って参れ」

さて、ソレを聞いた料理長は大あわて、
魚市場に問い合わせ、
その日獲れた最高級の秋刀魚を手に入れてきます。

しかし、料理長は秋刀魚のような脂っこい下魚を、
王様にそのままだすワケにはいかないと、
あの手この手で秋刀魚を調理し、王様の前に出てきたときには、
脂がすっかり抜けたつみれ状になってました。

「これがサンマか?? 
 はて?もっと焦げ目がついていて細長かったと思ったが?」

不思議に思いつつも、
あの美味しさをもう一度と、秋刀魚をほおばる王様。
・・・しかし、脂が抜け、
もとの影形もない秋刀魚が美味しいわけありません。

料理長を呼びつけ、

「なんじゃこのまずいサンマは!どこのサンマじゃ!」

と怒鳴りつけます。

「はい ソレは今日、王国の魚市場で獲れた最高級の秋刀魚です」

と答える料理長。

「・・・ふむ、王国のサンマだから、まずいのだ、
 
 やはりサンマはへちまに限る」





【目黒の秋刀魚】




 


古典落語『目黒の秋刀魚』
おいでよどうぶつの森風アレンジ。
アレンジというか名詞を変えただけですが。


・・・お気づきかと思いますが、
どうぶつの森で、秋刀魚が釣れないワナ。
いあ、まー、釣れないからこそ、
秋刀魚が獲れるハズもない目黒に重ねたんですが。

次回作では、釣れるといいなぁ 
秋刀魚食べたいし。(え



スポンサーサイト

テーマ : おいでよ どうぶつの森 - ジャンル : ゲーム

コメント

サンマはお店に限る

そばこ様の四コマは
あいかわらず
面白いデスー♪

>たぬさち様
>謎様

お後がよろしいようで。

いいねぇ

コメントの投稿




URL:

Comment:

Pass:

 管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。